副店長の母ウルと猟の話

私の夫は本業の他に猟師もしています。
毎年11月~3月が『猟期』で、毎週日曜日は猟師の先輩方と猟犬たちと地元の山に入ります。

ゆらパンの副店長ランの両親は2頭とも優秀な猟犬で、兄姉も全員猟犬です。(ランは末っ子)
猟師にとって猟犬たちは、皆仲間であり家族のようなものです。
ランの父犬も母犬も、夫の猟の師匠が飼っています。

先日の猟で、ランの母であるウルが大怪我をして、師匠が病院に連れて行っていると夫から連絡がありました。

一番近いかかりつけの動物病院は日曜日の午前中まで開いているのですが、その日駆け込んだ時間がタッチの差で間に合わず。
少し前に店長ゆずたがお世話になった「日祝でも開いている動物病院」を夫が師匠に話していたそうで、それをとっさに思い出してそこに連れて行き、一命をとりとめました。
ゆずたが診てもらった時も感じのいい先生だったと言っていましたが、縫合手術も上手な先生だったようで、師匠が「お前が教えてくれたおかげで助かった」と夫にお礼を言ってくれたそうです。
情報共有、大事です。

今回ウルはイノシシの正面から噛みに行って、そのナイフのような牙でやられたそうです。
今までそんな突っ込み方はしない子だったそうで、どうしてかなと考えたら、その日一緒に参加したほかの3頭が全員ウルの子供だったからだと気づいた、と夫が話していました。
まさに母は強し、です。
ウルが助かったときいて、心からホッとしました。

猟師のことを良く思わない方々もいると思いますが、猟師ほど動物の命と真摯に向き合っている方たちはいないと私は思います。
仕留めた命は有り難くいただきますが、決してお肉目当てで獲っているわけではありません。
そういう猟師さんもいるとは思いますが・・・。
夫の猟師仲間の皆さんもお肉は美味しいと言って食べます。が、皆動物のことはとても大切にしています。
猟犬たちへの愛情もものすごいです。
猟に行くときは必ず、応急処置セットを背中に背負っていくそうです。
基本的に、動物病院が開いていない日は犬を連れての猟はしません。

都会に住んでいた時は全く考えもしませんでしたが、田舎といわれるような場所は農作物への野生動物の被害が本当にひどいです。
山に食べ物が少ないと、人のいる場所まで降りてきます。
猿なんて普通に家の前にいるし、屋根の上でドタバタやったり、家のドアをちょっと開けていたら中に入られて食べ物を漁られたという話も聞きました。
ちょこっと家庭菜園なんてしようものなら、収穫しようとした日の朝に無くなります。

猿はまだいい方です。
数年前に近所の川沿いを走っていた母子が乗っていた自動車にイノシシが激突し、そのまま川に転落して母子とも命を落としたというニュースは本当に衝撃的で、本当に怖いと思いました。

農作物はもちろん、人の命を守るためにも猟師はいなければならないと思います。
銃を扱うので危険とは隣り合わせで、いつも心配ではありますが・・・

まとまりのない話ですが、これからも日々思ったことを書いていこうと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました。






コメント

タイトルとURLをコピーしました